開催日 | タイトル | テキスト |
平成24年6月26日(火) | クリーンテクノロジー講座:クリーンルームの計画手順と省エネ・環境評価 | 無 |
平成24年7月5日(木) | クリーンテクノロジー初級講座:いま知っておきたい快適・安全な室内空気環境の心得 | 無 |
平成24年11月29日(木) | シンポジウム:データセンターにおける省エネルギー技術の最新動向 | 有 3,000円(税抜) |
クリーンテクノロジー講座:クリーンルームの計画手順と省エネ・環境評価
1.趣 旨
クリーンルームで代表される建物空間の空気浄化技術は、半導体を中心とする電子ディバイス産業、精密機械産業を始めとして、医薬品、食品産業等の分野で不可欠な基盤技術の一つです。そこでは、製品の品質確保を実現する設計・施工技術が要求され、それらを実現する、省エネルギー、ローコスト、アウトガス・静電気・微振動制御技術が注目されています。更に、クリーンルームのISO基準作成も進められています。
日本空気清浄協会では、クリーンルーム関連技術者を対象とした実務的な参考書として「クリーンルーム環境の計画と設計」改訂2版をオーム社より出版致しています。
今回、執筆して頂いた先生方を中心に、クリーンルームとそれに準ずる清浄化施設の計画・設計、環境評価、省エネ技術の大要について、主に参考書に基づいて解説していただき、さらに、ISO等の動きやクリーンルームとその周辺技術の最新情報を交えて講演して戴きます。クリーンルームの設計、施工、および管理運営をされておられる方々に奮ってご参加いただきたくご案内申し上げます。
尚、頂きました参加費の一部を先の東日本大震災への義援金とさせていただく所存です。何卒ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
平成24年5月
公益社団法人日本空気清浄協会
会長 山ア省二
事業委員 香川雅彦
事業委員 深尾 仁
2.日 時
平成24年6月26日(火)
受付:9時30分より 開講:10時
3.場 所
連合会館 402会議室
(※6月1日より、総評会館の名称が連合会館に変更となります)
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
4.主 催
(公社) 日本空気清浄協会
5.参加費(税込)
会 員 | 非会員 |
26,250円 | 36,750円 |
一名につき テキスト代を含む。
*6月19日までにお振り込みください。
6.定 員 70名
7.申込方法
・申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(公社)日本空気清浄協会までFax(FAX 03-3665-5593)または郵送にてお送りください。
・申込書をお持ちでない方
FAX ≪ 右をクリックして立ち上がったページを印刷して内容ご記入の上お送りください。
E-mail ≪ 「6/26開催講座申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)をご記入ください。
申込フォーム ≪ 右をクリックして立ち上がったページに内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。
・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。(当日支払も可)
・参加申込のキャンセルは、講座開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく無断欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。
8.申込先
公益社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目7−5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591 FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp
9.プログラム(敬称略)
講師:藤井修二(東京工業大学) | 時間:10:00〜10:55 |
【講演題目】 空気浄化システム 1.空気清浄化システムの概要 2.クリーンルームの性能評価 3.汚染物質と諸問題 4.クリーンルーム関連国際規格の動向 |
【内容】 空気清浄化システムの概要として、クリーンルームの清浄度クラス、性能評価方法、汚染物質と諸問題等について、基本的な項目を紹介する。清浄度クラスについては、ISOによる分類方法に関する最新情報を、また汚染物質の諸問題については近年の研究動向を述べる。 |
講師:上野英二(樺ゥ日工業社) | 時間:11:00〜12:00 |
【講演題目】 クリーンルームの設計手順
1. クリーンルームの設計手順 2. クリーンルームの設計計算例 |
【内容】 実際にクリーンルームを設計する手順として、気流方式やゾーニングなどの選定の考え方を紹介する。設計計算例では、基本的なクリーンルームを例に挙げて、設計計算方法を紹介する。 |
昼 食 休 憩 | |
講師:新保順一(三機工業梶j | 時間:12:45〜13:40 |
【講演題目】 クリーンルームの設備 1. 空気調和設備 2. 防災・消火設備 3. 電気設備 4. ユーティリティ設備 |
【内容】 ますます高い生産効率を求められている半導体やFPD(薄型パネルディスプレイ)などの最先端デバイス製造。そのクリーンルームの計画・設計する各アイテムを生産装置付帯設備を中心に、最近の動向、事例を交えて紹介する。「防災」の項ではBCM/BCP概念にも多少触れながら説明をする。 |
講師:若山恵英(大成建設梶j | 時間:13:45〜14:25 |
【講演題目】 クリーンルームの環境評価 1.はじめに 2. 化学汚染物質 3. 微振動 4. 静電気 |
【内容】 クリーンルーム内の環境評価の概要に関して解説し、化学汚染物質、微振動、静電気に関する性能評価方法に基本的な手法を紹介する。またクリーンルームでの測定事例の紹介と課題に関しても言及する。 |
講師:大下繁之(鞄月ナ) | 時間:14:30〜15:25 |
【講演題目】 クリーンルームの省エネ計画 1. はじめに 2. 工場建設コンセプト 3. 工場の概要 4. 省エネルギー計画と実績 5. 省エネルギー技術解説 6. まとめ |
【内容】 電子デバイス量産工場の省エネルギーの取り組みについて、東芝グループの事例を取り上げて紹介する。 工場建設のコンセプト・概要・省エネ計画・検証について、述べる。また、新技術の取り組みの中で、LED照明・タスクアンビエント空調・電力リアルタイムモニタリングシステムについて解説する。 |
休 憩 15 分 | |
講師:中村 茂(清水建設梶j | 時間:15:40〜16:15 |
【講演題目】 クリーンルームの実施例(BCR) 1.交差汚染システム 2.建築と設備の融合システム 3.クリーンルームを支える構工法システム 4.環境への配慮 |
【内容】 生産施設・研究施設の計画にクリーンルームの知識は不可欠となっている。クリーンルームの解説書は数多く出版されているが殆どは設備設計者を対象としており、設備の専門的な記述が多い。建築設計者の立場からクリーンルームを含む建築を計画する際に必要な事を事例を中心に紹介する。 |
講師:久禮得男(鞄立プラントテクノロジー) | 時間:16:20〜17:00 |
【講演題目】 クリーンルームの実施例(ICR) 1. 半導体量産工場の設計例 2. 半導体研究・開発施設の設計例 3. 半導体組立工場の設計例 4. ハードディスク製造工場の設計例 5. 液晶パネル製造工場の設計例 |
【内容】 クリーンルームを必要とする産業分野は、半導体、HDD(ハードディスク)、FPD(フラットパネルディスプレイ)を始め、その関連材料、さらにはナノテクなどへ、拡大している。ここでは半導体、液晶製造を中心に、ICR(インダストリアルクリーンルーム)の動向と設計例を述べる。 |
このシンポジウムは、(社)空気調和・衛生工学会及び(社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。 |
クリーンテクノロジー初級講座:いま知っておきたい快適・安全な室内空気環境の心得
1.趣 旨
此の度、日本空気清浄協会は新制度における公益社団法人として認定されました。当協会が行う公益目的事業の一つとしてクリーンテクノロジー講座があり、空気清浄に関する実務経験の浅い方々を対象とした初級講座「いま知っておきたい快適・安全な室内空気環境の心得」を会員、非会員を対象に開催いたします。
近年、住まいや職場での空気環境は従来に増して快適さにプラスして安全・安心な質を求められる状況になっています。
空気の吸入は人が生きていく上で必要不可欠な行動ですが、空気は自然に供給されるので、その品質に関しては安全なものとして何も考えないことが散見されます。しかし実際の空気中には多種多様な浮遊物質が存在しており、それらが人に対して有害に働く場合があります。例えば空気感染のインフルエンザウイルスや建物の建材から発するアウトガス(VOC)によるシックハウス症状、更に昨年は東日本大震災に由来する放射性物質など快適・安全を阻害する各種の要因が挙げられます。
今回はまず空気の一般的性質から始まって、空気中に存在するガス分子、浮遊微生物、放射性物質など有害物質に関する挙動やこれらの濃度を低減させる換気、フィルター、空調ダクトの洗浄など基礎的な事項から現場での制御技術、更には最新の動向までを関連分野の6名の講師によって本分野で経験の浅い方々を対象に判り易く紹介していただきます。
つきましては、会員諸氏のみならず多くの方にご参加を賜り、日頃の業務のご参考にしていただきたく、多数のご参加をお待ちしております。
平成24年4月
公益社団法人日本空気清浄協会
会 長 山ア省二
事業委員 梶間智明
植村 聡
2.日 時
平成24年7月5日(木)
受付:9時30分より 開講:10時
3.場 所
連合会館 402会議室
(※6月1日より、総評会館の名称が連合会館に変更となります)
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
4.主 催
(公社) 日本空気清浄協会
5.参加費(税込)
会 員 | 非会員 |
15,750円 | 21,000円 |
一名につき テキスト代を含む。
*6月28日までにお振り込みください。
6.定 員 70名
7.申込方法
・申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(公社)日本空気清浄協会までFax(FAX 03-3665-5593)または郵送にてお送りください。
・申込書をお持ちでない方
FAX ≪ 右をクリックして立ち上がったページを印刷して内容ご記入の上お送りください。
E-mail ≪ 「7/5開催初級講座申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)をご記入ください。
申込フォーム ≪ 右をクリックして立ち上がったページに内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。
・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。(当日支払も可)
・参加申込のキャンセルは、講座開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく無断欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。
8.申込先
公益社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目7−5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591 FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp
9.プログラム(敬称略)
挨拶 | 時間:10:00〜10:05 |
講師:石津嘉昭(前 広島国際大学) | 時間:10:05〜11:00 |
【講演題目】 空気の性質、室内空気環境と健康被害 1. 空気の生いたちと役割、2. 室内空気質、3. シックハウス症候群、4. 望ましい室内空気環境 |
【内容】 快適・安全な空気環境を作り出すのに際して、基本となる空気に関する一般的性質をはじめに述べる。次に建築物衛生法の基準をクリアする室内空気質とその測定法を紹介する。また、近年社会問題にまでなったシックハウス症候群について、その症状や発生した原因を説明し、それを防ぐには建材や塗装などの材料の選択や換気が重要であることを解説する。 |
講師:松木秀明(東海大学) | 時間:11:00〜11:55 |
【講演題目】 空気中浮遊微生物の挙動と健康影響 1. 感染症の成り立ちと空気感染、2. 結核・インフルエンザの疫学、3. 空気感染症の予防、4. 空気中浮遊微生物の環境基準と低減対策 |
【内容】 病原体(微生物)が人の体内に侵入して増殖するのを感染という。感染経路のなかで空気中の微粒子や飛沫核に微生物が付着して感染するものが空気感染である。空気感染による主な疾病であるインフルエンザ、結核などについて、空気中浮遊微生物の挙動と健康に及ぼす影響及びその具体的な対策について報告する。 |
昼 食 休 憩 | |
講師:下 道国(藤田保健衛生大学) | 時間:13:00〜13:55 |
【講演題目】 室内の快適性にかかわる空気中放射性物質 1. 空気中に存在する放射性物質、2. 放射線の基本的な特性、3. 放射線の健康影響、4. トピックス |
【内容】 空気中には微量の天然の放射性物質が浮遊しているが、なぜ存在しているのかについて解説する。次いで、放射線種類、エネルギー、半減期などの基礎的で重要な項目について解説し、ヒトへの影響のメカニズムと、どの程度の量ならばどのような影響があるのかを解説し、最近の幾つかのトピックスについて紹介する。 |
講師:山路幸郎(元 潟eクノ菱和) | 時間:13:55〜14:50 |
【講演題目】 換気による室内空気の清浄化 1. 換気の働き、2. 換気の方法と用途、3. 換気による室内環境汚染浄化の基本的な考え方、4. 法律による換気基準と空調・衛生工学会基準 |
【内容】 換気とは室外のきれいな外気を取り入れて室内の汚れを薄めることである。換気の方法とそれぞれの問題点を述べる。室内環境基準は建築基準法で定められており最近では2003年に一部改正されている。建物構造の変化と法との関連を歴史的な経緯から解説する。 |
休 憩 10 分 | |
講師:今野貴博(日本エアー・フィルター梶j | 時間:15:00〜15:55 |
【講演題目】 フィルタの構造と性能、最新フィルタの動向 1.エアフィルタの分類方法、2.エアフィルタの構造と基本性能、3.使用上の注意事項、4.エアフィルタの性能評価方法、5. 最近のエアフィルタについて |
【内容】 空調に利用する各種フィルタを分類し、それぞれの構造及び基本性能を説明する。それぞれの特徴を把握し的確な使用法や特性の評価、計測法をJISを引用しながら解説する。 更に最近のフィルタも紹介する。 |
講師:大廻和彦((社)日本空調システムクリーニング協会) | 時間:15:55〜16:50 |
【講演題目】 空調システムの汚染の実態と清浄化対策 1. 空調システムの汚染の実態と室内環境への影響、2. 空調システム内部汚染の診断方法、 3. 空調システムの清掃方法、4. 最近の動向と今後の課題 |
【内容】 人は一日の多くの時間を気密性の高い建築物内で過ごしており、人が安全・安心な生活を営むためには室内空気質も影響を及ぼす。建築物内の人工的環境下では、人は空調システムから供給される空気を吸入しており、空気の清浄化は快適に生活していく上で必要不可欠なものである。その空気の供給源である空調システム内部の汚染の実態と影響及び清浄化対策について報告する。 |
このシンポジウムは、(社)空気調和・衛生工学会及び(社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。 |
シンポジウム:データセンターにおける省エネルギー技術の最新動向
1.趣 旨
現在、我々の生活は情報通信技術に支えられているといっても過言ではなく、その一端を担うデータセンターの役割は大きなものになっています。特に最近は信頼性のみならず、クラウドコンピューティングやBCP(Business Continuity Plan)対応などにより、データセンターの重要性はますます高まっており、今後もデータセンターの設置は拡大傾向にあるといわれています。しかしながら、データセンターはエネルギー多消費型の施設であり、サーバーの高密度化・高集積化が進むなかで、室内発熱負荷を処理するための空調エネルギーは増大化傾向にあります。施設全体からみても、空調エネルギーの占める割合は大きく、コスト削減や地球環境保全といった観点から、空調エネルギーの削減が強く求められているのが現状です。
そこで、本シンポジウムでは6名の講師をお招きし、データセンターの最新動向をはじめとして、省エネルギー技術の要素技術を紹介して頂きます。つきましては、会員諸氏のみならず多くの方にご参加賜り、日頃の業務のご参考にして頂きたく、多数のご参加を宜しくお願い申し上げます。
平成24年10月
公益社団法人日本空気清浄協会
会 長 山ア省二
事業委員 田村 一
牧野博一
川又 亨
2.日 時
平成24年11月29日(木)
受付:9時より 開講:9時25分
3.場 所
連合会館 402会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
4.主 催
(公社) 日本空気清浄協会
5.参加費(税込)
会 員 | 非会員 |
26,250円 | 36,750円 |
一名につき テキスト代を含む。
*11月22日までにお振り込みください。
6.定 員 70名
7.申込方法
・申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(公社)日本空気清浄協会までFax(FAX 03-3665-5593)または郵送にてお送りください。
・申込書をお持ちでない方
FAX ≪ 右をクリックして立ち上がったページを印刷して内容ご記入の上お送りください。
E-mail ≪ 「シンポジウム申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)をご記入ください。
申込フォーム ≪ 右をクリックして立ち上がったページに内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。
・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。(当日支払も可)
・参加申込のキャンセルは、シンポジウム開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく無断欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。
8.申込先
公益社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目7−5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591 FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp
9.プログラム(敬称略)
開会挨拶 | 時間:9:25 |
講師:柳 正秀(劾TTファシリティーズ) | 時間:9:30〜10:30 |
【講演題目】 データセンターの最新動向と空調における省エネルギー技術 1. データセンターの最新動向 2. データセンター空調における課題と省エネルギー技術 |
【内容】 進展著しいデータセンターであるが、市場の拡大と発熱量の伸びにより、エネルギー消費量の増大が問題となっている。 本講演では、データセンターの最新動向を紹介するとともに、エネルギー消費量の低減を目指した、データセンター空調の省エネルギー技術について報告する。 |
講師:小西俊一(鞄立プラントテクノロジー) | 時間:10:30〜11:30 |
【講演題目】 データセンター向け局所空調システム 1. 冷媒自然循環式局所空調システム「Ref Assist」 2. 国際標準化への取組み「ITU-Tへの寄書提案」 |
【内容】 冷媒自然循環方式を採用したデータセンター向け省エネ空調システムとして局所空調システム「Ref Assist」を、冷媒自然循環方式の原理と局所空調システムの特徴及びメリットを紹介する。また、国際標準化への取組みとして、総務省からデータセンターの空調方式がどうあるべきかについての実証実験の検証結果について報告する。 |
昼 食 休 憩 | |
講師:市野雅之(鹿島建設梶j | 時間:12:30〜13:30 |
【講演題目】 最近のデータセンターにおける省エネルギーへの取り組み 1. データセンターにおける市場・技術動向 2. 環境負荷低減への顧客ニーズ 3. 省エネルギー対応技術事例 |
【内容】 電力使用量が著しいデータセンターにおいては、ランニングコスト抑制のため消費エネルギー削減が強く求められている。加えて、震災以降のエネルギー供給リスクへの備えや、温暖化対策法対応、テナント誘致へ向け環境負荷低減(グリーンIT)への要求は更に高まりつつある。これら顧客ニーズに応える省エネルギーへの取り組みを紹介する。 |
講師:竹内仁哉(東洋熱工業梶j | 時間:13:30〜14:30 |
【講演題目】 自然換気併用型データセンターの取組み 1. データセンターの動向と課題 2. 自然換気の導入条件・方法 3. 省エネルギー効果 4. 今後の展望 |
【内容】 近年のDCでは、IT機器の高負荷対応に伴いDC全体の冷却用消費エネルギーが増大するという急務な課題に直面しているため、積極的に外気利用をすることで従来より大幅な消費エネルギーの削減が期待される。 本発表では、DC内の消費エネルギーを最大限低減可能な自然換気を併用したDCの空調・換気システムに関しての検討結果を紹介する。 |
休 憩 10 分 | |
講師:仲井章一(ダイダン梶j | 時間:14:40〜15:40 |
【講演題目】 データセンター空調ソリューションの推進 1.データセンターの動向と空調システムの課題 2.データセンターの省エネ技術と導入効果 3.今後の展望 |
【内容】 近年、データセンターの需要は増加傾向にあるが、IT機器の信頼性、可用性の確保に加え、エネルギー消費量の削減が重要課題となっている。 本発表では、環境配慮型データセンターの実現に向けて取り組んだ事例について、その概要と運用開始後の評価について紹介する。 |
講師:山崎元明(清水建設梶j | 時間:15:40〜16:40 |
【講演題目】 データセンターの最新動向と次世代データセンターの構築に向けて 1. データセンターの市場動向 2. 次世代データセンター構築に向けた計画技術 ・最先端、事業性、環境配慮のコンセプトを実現するモジュール化 ・PUE最小化 ・早期稼動への取組み |
【内容】 データセンター市場はクラウド化の進展と東日本大震災後の動向で、立地条件への要求が変化し、地方への設置も進んでいる。このような状況において、常に最先端であり続けることと合わせ、省エネ・節電と事業継続を両立するデータセンターが求められる。次世代データセンターにおいては、モジュール化を基にし、PUEの最小化技術の展開が重要となる。 |
このシンポジウムは、(公社)空気調和・衛生工学会及び(社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。 |
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