開催日 | タイトル | テキスト |
平成23年7月21日(木) | クリーンテクノロジー講座:クリーンルームの計画手順と省エネ・環境評価 | 無 |
平成23年11月14日(月) | シンポジウム:実験動物飼育施設を取巻く環境 | 有 3,000円(税抜) |
平成23年11月29日(火) | シンポジウム:電子デバイス製造における環境制御技術の基礎と最新動向 | 無 |
クリーンテクノロジー講座:クリーンルームの計画手順と省エネ・環境評価
1.趣 旨
クリーンルームで代表される建物空間の空気浄化技術は、半導体を中心とする電子ディバイス産業、精密機械産業を始めとして、医薬品、食品産業等の分野で不可欠な基盤技術の一つです。そこでは、製品の品質確保を実現する設計・施工技術が要求され、それらを実現する、省エネルギー、ローコスト、アウトガス・静電気・微振動制御技術が注目されています。更に、クリーンルームのISO基準作成も進められています。
日本空気清浄協会では、クリーンルーム関連技術者を対象とした実務的な参考書として「クリーンルーム環境の計画と設計」改訂2版をオーム社より出版致しています。
今回、執筆して頂いた先生方を中心に、クリーンルームとそれに準ずる清浄化施設の計画・設計、環境評価、省エネ技術の大要について、主に参考書に基づいて解説していただき、さらに、ISO等の動きやクリーンルームとその周辺技術の最新情報を交えて講演して戴きます。クリーンルームの設計、施工、および管理運営をされておられる方々に奮ってご参加いただきたくご案内申し上げます。
尚、頂きました参加費の一部を先の東日本大震災への義援金とさせていただく所存です。何卒ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
平成23年5月
社団法人日本空気清浄協会
会長 山ア省二
事業委員長 深尾 仁
事業委員 香川雅彦
2.日 時
平成23年7月21日(木)
受付:9時30分より 開講:10時
3.場 所
総評会館 402会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
4.主 催
(社) 日本空気清浄協会
5.参加費(税込)
会 員 | 非会員 |
26,250円 | 36,750円 |
一名につき テキスト代を含む。
*7月14日までにお振り込みください。
6.定 員 70名
7.申込方法
・申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(社)日本空気清浄協会までFax(FAX 03-3665-5593)または郵送にてお送りください。
・申込書をお持ちでない方
FAX ≪ 右をクリックして立ち上がったページを印刷して内容ご記入の上お送りください。
E-mail ≪ 「講座申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)をご記入ください。
申込フォーム ≪ 右をクリックして立ち上がったページに内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。
・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。(当日支払も可)
・参加申込のキャンセルは、講座開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく無断欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。
8.申込先
社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目7−5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591 FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp
9.プログラム(敬称略)
講師:藤井修二(東京工業大学) | 時間:10:00〜10:55 |
【講演題目】 空気浄化システム 1.空気清浄化システムの概要 2.クリーンルームの性能評価 3.汚染物質と諸問題 |
【内容】 空気清浄化システムの概要として、クリーンルームの清浄度クラス、性能評価方法、汚染物質と諸問題等について、基本的な項目を紹介する。清浄度クラスについては、ISOによる分類方法に関する最新情報を、また汚染物質の諸問題については近年の研究動向を述べる。 |
講師:上野英二(樺ゥ日工業社) | 時間:11:00〜12:00 |
【講演題目】 クリーンルームの設計手順
1. クリーンルームの設計手順 2. クリーンルームの設計計算例 |
【内容】 実際にクリーンルームを設計する手順として、気流方式やゾーニングなどの選定の考え方を紹介する。設計計算例では、基本的なクリーンルームを例に挙げて、設計計算方法を紹介する。 |
昼 食 休 憩 | |
講師:新保順一(三機工業梶j | 時間:12:45〜13:40 |
【講演題目】 クリーンルームの設備 1. 空気調和設備 2. 防災・消火設備 3. 電気設備 4. ユーティリティ設備 |
【内容】 ますます高い生産効率を求められている半導体やFPD(薄型パネルディスプレイ)などの最先端デバイス製造。そのクリーンルームの計画・設計する各アイテムを生産装置付帯設備を中心に、最近の動向、事例を交えて紹介する。「防災」の項ではBCM/BCP概念にも多少触れながら説明をする。 |
講師:若山恵英(大成建設梶j | 時間:13:45〜14:25 |
【講演題目】 クリーンルームの環境評価 1. 化学汚染物質 2. 微振動 3. 静電気 |
【内容】 クリーンルーム内の化学汚染物質、微振動、静電気に関する性能評価方法に基本的な手法を紹介する。またクリーンルームでの測定事例の紹介と課題に関しても言及する。 |
講師:大下繁之(鞄月ナ) | 時間:14:30〜15:25 |
【講演題目】 クリーンルームの省エネ計画 1. はじめに 2. 工場建設コンセプト 3. 工場の概要 4. 省エネルギーの計画 5. 省エネルギーの検証 6. 結果 7. おわりに |
【内容】 半導体工場における省エネルギーの取り組みについて、東芝グループの四日市工場を例に取り上げて説明する。 東芝グループの地球環境に対する方針から始め、工場の建設コンセプト及び概要、省エネ計画及び検証、そして結果について述べる。最後にそれらに基づいて、今後の更なる省エネルギーへの展望にも少し触れたい。 |
休 憩 15 分 | |
講師:久禮得男(鞄立プラントテクノロジー) | 時間:15:40〜16:15 |
【講演題目】 クリーンルームの実施例(ICR) 1. 半導体量産工場の設計例 2. 半導体研究・開発施設の設計例 3. 半導体組立工場の設計例 4. ハードディスク製造工場の設計例 5. 液晶パネル製造工場の設計例 |
【内容】 クリーンルームを必要とする産業分野は、半導体、HDD(ハードディスク)、FPD(フラットパネルディスプレイ)を始め、その関連材料、さらにはナノテクなどへ、ますます拡大している。ここでは半導体、液晶製造を中心に、ICR(インダストリアルクリーンルーム)の動向と設計例を述べる。 |
講師:中村 茂(清水建設梶j | 時間:16:20〜17:00 |
【講演題目】 クリーンルームの実施例(BCR) 1.交差汚染システム 2.建築と設備の融合システム 3.クリーンルームを支える構工法システム 4.環境への配慮 |
生産施設・研究施設の計画にクリーンルームの知識は不可欠となっている。クリーンルームの解説書は数多く出版されているが殆どは設備設計者を対象としており、設備の専門的な記述が多い。建築設計者の立場からクリーンルームを含む建築を計画する際に必要な事を事例を中心に紹介する。 |
このシンポジウムは、(社)空気調和・衛生工学会及び(社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。 |
1.趣 旨
現在、私共を取巻く社会の中で、自然災害への対応や事後の災害の最少限化(クライシスマネージメント:Crisis Management)、と事業継続(BCP:Business Continuity Plan)を始め、健康への対応等が科学技術の柱の一つとして実施並びに研究が推進されています。
ライフサイエンスの基礎研究分野並びに再生医療研究や医薬GLP施設において、実験動物の活用は、広く実施されており、近年特に、実験動物の飼養に関連した社会環境は大きな変化を遂げて来ています。
2005年に改正された「動物愛護管理法」には、実験動物への配慮が法制化され、3R:「Reduction(使用動物数の削減)・Replacement(動物の代替)・Refinement(実験動物処置の洗練:苦痛軽減)」が実施され、来年度(2012年)には更なる改正が検討されており、その状況を紹介します。2006年には、日本学術会議より「実験動物の適正な実施に向けたガイドライン」が公表され、関係省庁からの省令施行も実施されました。今回のシンポジウムは海外の飼育環境への動向に就き、欧州協定「動物の施設と飼育に関するガイドライン:ETS:Euroguide」並びに米国科学アカデミーNational Research Councilのガイドラインを紹介し、グローバル化への対応の一助と成ればと思います。
本施設の設計・施工・管理等に携わる方に実験動物飼育装置や施設空調・換気設備や省エネルギーの基本的事項について解説します。
本シンポジウムは、実験動物施設の新設・改修時での適用される「動物愛護」の基本事項を承知して頂けると共に情報提供の場として企画しました。会員のみ成らず、多くの方々のご参加をお願い申し上げます。
平成23年10月
社団法人日本空気清浄協会
会 長 山ア省二
事業委員 北林厚生
2.日 時
平成23年11月14日(月)
受付:8時45分より 開講:9時
3.場 所
総評会館 402会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
4.主 催
(社) 日本空気清浄協会
5.参加費(税込)
会 員 | 非会員 |
26,250円 | 36,750円 |
一名につき テキスト代を含む。
*11月7日までにお振り込みください。
6.定 員 70名
7.申込方法
・申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(社)日本空気清浄協会までFax(FAX 03-3665-5593)または郵送にてお送りください。
・申込書をお持ちでない方
FAX ≪ 右をクリックして立ち上がったページを印刷して内容ご記入の上お送りください。
E-mail ≪ 「11/14開催シンポジウム申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)をご記入ください。
申込フォーム ≪ 右をクリックして立ち上がったページに内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。
・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。(当日支払も可)
・参加申込のキャンセルは、シンポジウム開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく無断欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。
8.申込先
社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目7−5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591 FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp
9.プログラム(敬称略)
講師:飯塚 眞(渇ト目製作所) | 時間:9:00〜10:00 |
【講演題目】 最近の実験動物施設と動物飼育装置 | 【内容】 実験動物施設および飼育装置の変遷に簡単に触れながら、最近の施設、飼育装置の紹介と解説を試みる。 |
休 憩 10 分 | |
講師:黒澤 努(大阪大学) | 時間:10:10〜11:10 |
【講演題目】 AAALACの業務と導入の必要性 1. AAALAC Internationalの認証とは 2. 参考資料 3. 認証の実際 4. 強調される注目点 |
【内容】 AAALAC Internationalは民間の非営利団体である。この団体は実験動物福祉の推進のために認証事業を行っている。認証時に基準とされるのはILARの指針、家畜動物の研究利用の指針および欧州のETS123である。ほとんどの重要項目は実験動物福祉体制が整っていて、継続的にその事業が遂行されるかである。すなわちソフトウェア重視である。この認証により動物実験が適正に行われていることを示すことができる。 |
休 憩 10 分 | |
講師:蜂巣浩生(日本大学) | 時間:11:20〜12:20 |
【講演題目】 実験動物施設の「省エネルギー対応」に関する考察 1. 基本原則 2. 「空調」について 3. 建築として配慮 4. 「性能評価」の必要性 |
【内容】 実験動物施設がエネルギー多消費施設として存在し続けるには厳しい時代です。実験動物施設として守るべき一線を維持しつつ、効果的な省エネ対策に取り組んでいかねばなりません。いくつかの視点から「省エネルギー対応」を考えてみたいと思います。 |
昼 食 休 憩 | |
講師:笠井一弘((有)リジョイス) | 時間:13:20〜14:20 |
【講演題目】 動物実験と動物実験施設の環境 ―動物愛護法改正と適正な動物実験実施の考察― |
【内容】 生き物である実験動物は、遺伝・生理・生態等の内的要因に種々の外的要因である飼育環境因子の影響を受けて成長する。このことは、実験成績が動物個体の変化により修飾されることを示している。これらの要素を知り、環境がばらつかないように環境基準を設定し、作業手順を一定にすることによって科学的信頼性のある実験成績が取得できると共に動物福祉の向上も図ることができる。 |
休 憩 10 分 | |
講師:久原孝俊(順天堂大学) | 時間:14:30〜15:10 |
【講演題目】 実験動物に関する国際的な指針等について | 【内容】 近年(2010〜2011年)、国際的な動物実験指針や法規が相次いで改正されている。たとえば、「OIEの実験動物福祉綱領」、「EUの実験動物の保護に関する指令」、「ILARのガイド」、あるいは「CIOMSの原則」などである。今回は、これらの国際規約のうち、いくつかの内容についてご紹介したい。 |
休 憩 10 分 | |
講師:倉田雅史(且R下設計) | 時間:15:20〜16:20 |
【講演題目】 実験室動物飼育施設の空調換気システム | 【内容】 建築設計者が実験動物飼育施設の空調換気システムを計画する上で必要な事項を紹介すると共に、建築計画の流れや、その過程の中での研究者と建築設計者とのコミュニケーションや役割分担について、建築設計者の立場からどのように見ているかを紹介します。 |
このシンポジウムは、(社)空気調和・衛生工学会及び(社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。 |
シンポジウム:電子デバイス製造における環境制御技術の基礎と最新動向
1.趣 旨
近年、製造現場においては、より一層の高品質と低コストが求められています。その中で製造環境の維持がそれら項目に対して果たす役割は大きく、要求に応じて様々な環境を制御する必要があります。このような環境制御が要求される製造分野は幅広く、様々な制御項目が存在します。なかでも清浄度に関わる項目は非常に需要であり、気流や粒子の挙動など、基本的な項目は熟知しておくことが求められます。また異なる製造分野であっても、環境制御技術は自分野で参考になることが多く、広くアンテナを張っておくことが求められます。そこで今回のシンポジウムは、関連分野より7名の講師をお招きし、基礎的な事項から最新の動向まで幅広く紹介して頂くことにしました。
まず環境制御の基礎として、清浄度を確保する上で重要な要素の一つである気流制御について、気流の設計方法や気流シミュレーションなどを紹介して頂くほか、管理手法として有効な粗大粒子の可視化方法について紹介して頂きます。また環境制御の動向については、熱負荷を処理するエリアを分離し、効率的に高清浄度を維持する空間を確保するタスクアンビエントシステムをはじめ、製造現場としてリチウムイオン電池製造、液晶・フィルム製造、ハードディスクドライブ製造、半導体製造を対象に、各製造現場で特徴的に制御対象となる項目について、その制御技術を紹介して頂きます。
つきましては、会員諸氏のみならず多くの方にご参加賜り、日頃の業務のご参考にして頂きたく、多数のご参加を宜しくお願い申し上げます。
平成23年10月
社団法人日本空気清浄協会
会 長 山ア省二
事業委員 田村 一
2.日 時
平成23年11月29日(火)
受付:9時30分より 開講:10時
3.場 所
総評会館 402会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
4.主 催
(社) 日本空気清浄協会
5.参加費(税込)
会 員 | 非会員 |
26,250円 | 36,750円 |
一名につき テキスト代を含む。
*11月22日までにお振り込みください。
6.定 員 70名
7.申込方法
・申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(社)日本空気清浄協会までFax(FAX 03-3665-5593)または郵送にてお送りください。
・申込書をお持ちでない方
FAX ≪ 右をクリックして立ち上がったページを印刷して内容ご記入の上お送りください。
E-mail ≪ 「11/29開催シンポジウム申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)をご記入ください。
申込フォーム ≪ 右をクリックして立ち上がったページに内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。
・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。(当日支払も可)
・参加申込のキャンセルは、シンポジウム開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく無断欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。
8.申込先
社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目7−5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591 FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp
9.プログラム(敬称略)
講師:諏訪好英(東京工業大学) | 時間:10:00〜10:50 |
【講演題目】 製造環境の制御と気流設計、気流シミュレーション 1. 製造環境に求められるもの、2. 製造環境の気流設計、3. 最近の気流シミュレーション技術に関する話題、4. 空気齢、換気性能評価指標の応用 |
【内容】 クリーンルーム等の製造環境において、清浄環境や温熱環境の形成に気流設計の良否が大きく関与する。クリーンルーム内の気流方式や問題を生じやすい事例について示し、また気流設計のための手段として有効な、気流シミュレーション技術や空気齢、換気性能指標等の応用例を紹介する。 |
講師:大塚隆史(オムロン梶j | 時間:10:50〜11:40 |
【講演題目】 ゴミ(粗大粒子)の見える化 | 【内容】 クリーンルームの清浄度を安定させるため、特にパーティクルカウンターによる清浄度管理は重要な項目となっている。現在、主に使われるパーティクル管理は0.5μmで行われるケースが多い。これはFEDやISOの規格で定義されており一般的な物差しとして使いやすいからである。しかし昨今、清浄度は規定内で管理できているのにコンタミ・異物の問題がなくならないケースが多い。なぜなら問題となるコンタミ・異物が0.5μmより大きな、例えば20μm以上のものが問題となるケースが多いからである。そこで、大きなコンタミ・異物の動きについて考察した結果を講演致します。 |
昼 食 休 憩 | |
講師:長谷部 弥(清水建設梶j | 時間:12:40〜13:30 |
【講演題目】 工業用クリーンルームにおける環境制御〜タスク&アンビエントシステム〜 1.システム概要、2.省エネ・省資源性、3.開発概要、4.粒子濃度制御特性 |
【内容】 省エネ・省資源を実現したクリーン空調システム『タスク&アンビエントクリーン空調システム』の概要について説明し、省エネ性・省資源性、システムの開発概要、工業用クリーンルームの環境制御の動向として従来FFUシステムと比較したタスク&アンビエントシステムの粒子濃度制御特性について述べる。 |
講師:西村浩一(高砂熱学工業梶j | 時間:13:30〜14:20 |
【講演題目】 リチウムイオン二次電池製造工程の環境制御 1. リチウムイオン二次電池製造におけるドライルームの位置付けと役割、2. ドライルームの概要とシステム構成、3. ドライルームに用いる除湿システム、4. ドライルームの設計技術、5. ドライルームの保守管理、6. ドライルームの省エネルギー対策 |
【内容】 リチウムイオン二次電池工場では、多くの場合ドライルームの中で製造が行われている。まず、リチウムイオン二次電池製造にドライルームが必要とされる理由を説明する。その上で、ドライルーム設備の計画上、運転上、維持管理上で重要となるポイントを具体的に説明し、さらに、最近重要視されてきた省エネルギー要求への対応についても説明する。 |
休 憩 10 分 | |
講師:鈴木政典(潟eクノ菱和) | 時間:14:30〜15:20 |
【講演題目】 フィルム製造および液晶ディスプレイ製造の環境制御 ―静電気障害とその対策― 1.はじめに、2.フィルム製造及び液晶ディスプレイ製造の環境(クリーンルーム)における静電気障害、3.フィルム製造及び液晶ディスプレイ製造の環境におけるイオナイザーによる静電気対策、4.おわりに |
【内容】 フィルム製造及び液晶ディスプレイ製造の環境(クリーンルーム)において、静電気帯電による塵埃の吸着や静電気放電による電気回路パターンの損傷等の静電気障害が製品不良を引起し、大きな問題になっている。本講では、まず、フィルム製造及び液晶ディスプレイ製造の環境における静電気障害について述べ、次に、その対策の一つとして、クリーンルーム用イオナイザーを紹介する。そして、そのイオナイザーの実施例(静電気対策例)とイオナイザーの効果的な使用方法について述べる。 |
講師:大瀧哲也(鞄立グローバルストレージテクノロジーズ) | 時間:15:20〜16:10 |
【講演題目】 ハードディスクドライブ(HDD)の環境制御 1. 最新のハードディスクドライブで問題となるコンタミネーションとは、2. コンタミネーションの対策、 3. コンタミネーションの評価技術、4. IDEMA Japanコンタミネーションコントロール部会の紹介 |
【内容】 ハードディスクドライブ(HDD)の高容量化に伴い、磁気ヘッド素子部近傍の浮上量(隙間)は2nm前後に達している。HDDに使用される部材、HDD製造工程は、ナノメートルオーダーで付着するような、極微量のコンタミネーションにも配慮した設計が重要となる。本講演では、主にHDD設計の観点から、コンタミネーションコントロール技術を紹介する。 |
講師:嵯峨幸一郎(ソニー梶j | 時間:16:10〜17:00 |
【講演題目】 最先端半導体における分子状汚染とその対策 1. はじめに、2. 分子状汚染のデバイス特性/歩留まりへの影響、3. 分子状汚染の発生源とその対策、4. 今後の課題 |
【内容】 近年、半導体デバイスの、分子上汚染のデバイス製造への影響がますます高まってきており、32nmデバイスの本格量産に向けて対策が急務である。トランジスタ、配線、リソグラフィなど影響を受ける工程は多岐にわたっている。これらの工程へ影響を及ぼす分子状汚染の種類、そのメカニズムおよび防止対策について説明する。 |
このシンポジウムは、(社)空気調和・衛生工学会及び(社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。 |
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E-mail:jaca@jaca-1963.or.jp
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