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クリーンテクノロジー研究会 平成24年度(260回〜269回)

★第201回以降の講演資料を、1部1,000円(税抜)にて販売しております。ご希望の方は、資料を希望される講演回、部数、氏名、勤務先、所属、住所、電話番号を明記の上、FAX(03-3665-5593)もしくはEメール(jaca@jaca-1963.or.jp)にてご注文ください。
   
260回 平成24年4月4日(水)14:30〜16:00 総評会館 502会議室
【講師】大益康市 氏(日揮梶j
【テーマ】海外プロジェクトの難しさの本質とその対応
 〜実例に基づく海外特有のリスク解析〜
【内容】
 海外プロジェクトが難しいということは定説となっているが、その難しさの本質的な要因は十分に整理されているとは言い難い。不採算に至る典型的(共通した)メカニズムを検証し、その上で、少なくとも、どう対処していけばいいのか、海外プロジェクトを主力としているエンジニアリング会社の苦難の実体験をまじえてお話しします。
261回 平成24年5月9日(水)14:30〜16:00 総評会館 502会議室
【講師】長谷部 弥 氏(清水建設梶j
【テーマ】省エネ・省資源型クリーン空調システム〜タスク&アンビエントクリーン空調システム〜
 〜フレキシビリティーが高く、一般室のクリーン化にも最適〜
【内容】
 省エネ・省資源を実現したクリーン空調システム『タスク&アンビエントクリーン空調システム』の概要について説明し、省エネ性・省資源性、システムの開発概要、従来FFUシステムと比較したタスク&アンビエントシステムの粒子濃度制御特性(回復特性、発塵時の影響など)について解説する。
262回 平成24年7月4日(水)14:30〜16:00 連合会館 502会議室
【講師】林 敏昭 氏(東洋紡績梶j
【テーマ】VOCの排出抑制技術
 〜VOC吸着回収濃縮技術について〜
【内容】
 揮発性有機化合物(VOC)は人体への有害性があり、また、光化学オキシダントの原因ともなるため、その排出削減の必要性が指摘され、様々な対策技術が開発されている。今回は、環境対策だけでなくコストメリットも得られる活性炭素繊維を利用したVOC吸着回収処理装置やVOC吸着濃縮処理装置などのVOC排出抑制技術について解説する。
263回 平成24年8月1日(水)14:30〜16:00 連合会館 502会議室
【講師】下 道國 氏(藤田保健衛生大学)
【テーマ】放射性物質で汚染したエアフィルタの取り扱い
 〜安全かつ確実に作業を実施するための知識〜
【内容】
 東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、環境中に多量の放射性物質が漏出し、関東・東北各地の事業所等で設備されている空調システムのエアフィルタが放射性セシウムで汚染された。フィルタ交換時の作業者の被曝に対する安全と、交換後のフィルタの扱い方などに不慣れな事業者・作業者のために策定した指針内容である、フィルタ交換時の要領、エアフィルタの廃棄・一時保管、放射線の測定要領などについて紹介する。
264回 平成24年9月5日(水)14:30〜16:00 連合会館 502会議室
【講師】今野貴博 氏(日本エアー・フィルター梶j
【テーマ】換気用エアフィルタユニットのJIS規格改訂
 〜改定のポイントと今後の展開について〜
【内容】
 換気用エアフィルタユニットの試験規格である「JIS B 9908」が、海外規格との調和及び国際規格であるISOの制定に向けての動きに合わせて、2011年に改定された。今回は新たに改訂された内容を旧規格と対比しながら説明すると共に、平成25年度版公共建築工事標準仕様書等の改定に向けた新JIS規格との関連を説明する。
265回 平成24年10月3日(水)14:30〜16:00 連合会館 502会議室
【講師】諏訪好英 氏(椛蝸ム組)
【テーマ】ISO 14644-3 Test Method改訂作業の状況
 ―設置フィルタリーク試験の簡略化を中心として―
【内容】
 クリーンルーム関連国際規格ISO 14644が現在改定作業に入っている。TC209/WG3で実施しているPart3 Test Methodについての作業に関して、特に設置フィルタリーク試験の簡略化に向けた動きを紹介する。また本規格改定案の作成にあたり、粒形別フィルタ透過率に関するピンホール試験等を実施したので、これらの結果を合わせて紹介する。
266回 平成24年11月7日(水)14:30〜16:00 連合会館 201会議室
【講師】齊藤 智 氏(樺|中工務店)、高木顕二 氏(日本エアーテック梶j
【テーマ】高活性医薬品取り扱い施設での粒子状ハザード物質の封じ込め
【内容】
 抗がん剤などの高活性医薬品は、薬価が高く、医薬品全体の売上げに占める割合が増加傾向にあるが、一方で極微量でも人体に影響を及ぼす可能性があり、他の医薬品への混入防止および作業者への曝露防止のため、製造工程で発生する粉体(薬塵)の各種封じ込め対策が必要とされている。そこで必要とされる、様々な、封じ込めのための対策、また封じ込め性能評価手法について解説する。
267回 平成24年12月12日(水)14:30〜16:00 連合会館 201会議室
【講師】海老根 猛 氏(潟eクノ菱和)
【テーマ】ホルムアルデヒド殺菌について
 ―ホルムアルデヒドに関する基礎知識と燻蒸の実務―
【内容】
 ホルムアルデヒドによる殺菌方法は、法規制の強化により代替薬剤への変更が数多く報告されている。しかしながら素材に対する腐食性、殺菌効果においての優位性もある。本テーマではホルムアルデヒド殺菌の基礎的知識、法的規制、室内殺菌の具体例、残留対策などについて述べる。
268回 平成25年2月6日(水)14:30〜16:00 連合会館 201会議室
【講師】篠田 勉 氏(地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター)
【テーマ】東京のVOC削減を目指した東京都地域結集型研究開発プログラムの取り組みについて
 〜中小規模企業に適したVOC除去技術開発〜
【内容】
 東京都立産業技術研究センターは、平成18年12月より5年間、(独)科学技術振興機構及び東京都とともに、VOC(揮発性有機化合物)削減を目指した「都市の安全・安心を支える環境浄化技術開発」に取り組み、現在商品化を目指しています。中小塗装工場の排出実態調査、白金に代わるVOC分解触媒、ホルムアルデヒド用高感度バイオセンサなど、研究開発成果をご紹介します。
269回 平成25年3月6日(水)14:30〜16:00 連合会館 502会議室
【講師】渡辺伸吾 氏(東京エレクトロン梶j
【テーマ】半導体製造装置の地震対策
 〜東日本大震災による被害状況および今後の耐震方法〜
【内容】
 東日本大震災において、東北に所在する弊社の事業所も被災したが、その経験を基に半導体製造装置の耐震設計、固定方法に関する弊社の考え方およびSEMI S2 19章:地震保護の指針に言及する。
 また半導体製造装置の免震システムに対する弊社の取組みとその効果を紹介し、併せて東日本大震災における弊社事業所(工場)の被害状況と耐震対策を報告する。

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