11回 平成23年10月21日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 3階 ボヌール |
【講師】小野真理子 氏(独立行政法人 労働安全衛生総合研究所) 【テーマ】ナノマテリアルの安全性とその取扱いについて 〜ナノマテリアル製造・取扱い環境における安全対策の考え方〜 【内容】 ナノテクノロジーの一翼を担うナノマテリアル。一次粒子が数十ナノメートルになることで新しい性質を示す材料として期待されていますが、同時にその健康影響が心配されています。その安全性はどの程度解明されているのか、製造や取扱いで留意することは何か、についてお話させていただきます。 |
12回 平成24年2月24日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】川ア康司 氏(潟Gアレックス) 【テーマ】製薬工場、無菌室での過酸化水素ガスを用いた室内除染技術について 〜滅菌メカニズム、除染方法およびバリデーション対応について〜 【内容】 過酸化水素ガスは無菌製剤工程での除染剤の主流となりつつあります。これは無菌アイソレーターでの除染剤としての成功が基礎となっています。しかし両者には容積、内部素材など大きな違いがあり、それに対応した適切な除染パラメーターとバリデーションの構築が必要ですので、その留意点などについてご紹介します。 |
13回 平成24年11月2日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】西村浩一 氏(高砂熱学工業梶j 【テーマ】ドライルーム 〜低湿度環境を構築するためには〜 【内容】 近年、生産過程においてドライルームの需要が高まっている。今回は、特に需要の多いリチウムイオン電池の製造用を中心として、製造工程中にドライルームが必要とされる理由、ドライルーム設備の概要、ドライルーム設備の計画上および管理上で重要となる項目、ドライルームに用いられている新しい除湿技術について解説する。 |
14回 平成25年2月22日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】齊藤 智 氏(樺|中工務店) 【テーマ】高活性医薬品取り扱い施設での粒子状ハザード物質の封じ込め 【内容】 抗がん剤などの高活性医薬品は、薬価が高く、医薬品全体の売上げに占める割合が増加傾向にあるが、一方で極微量でも人体に影響を及ぼす可能性があり、他の医薬品への混入防止および作業者への曝露防止のため、製造工程で発生する粉体(薬塵)の各種封じ込め対策が必要とされている。そこで必要とされる、様々な、封じ込めのための対策、また封じ込め性能評価手法について解説する。 |
15回 平成25年11月1日(金)14:30〜16:30 新大阪ブリックビル 3階 A会議室 |
【講師】兼保直樹 氏((独)産業技術総合研究所) 【テーマ】九州北部地域でのPM2.5の特徴と長距離輸送について 〜汚染の実態と環境基準適否への影響は?〜 【内容】 今年に入ってから、にわかに大陸から長距離輸送により運ばれるPM2.5について騒ぎとなっているが、我々の研究グループでは、わが国に流入する直前と直後のPM2.5汚染物質の全体像を明らかにし、同時に疫学研究に提供可能なデータを整備するため、約4年にわたる研究を行った。特に、九州北部における濃度変動の要因やパターンの解析、PM2.5組成の特徴、粒子状有機物(主にPAH)、重金属類などの特徴等の結果を紹介する。 |
16回 平成26年2月28日(金)14:30〜16:30 新大阪ブリックビル 3階 D会議室 |
【講師】森 由紀夫 氏(潟Wャパン・ティッシュ・エンジニアリング) 【テーマ】再生医療の産業化 〜培養製品の生産と施設の要求事項〜 【内容】 当社は日本で最初に再生医療技術の薬事承認、保険収載、製造販売を経験してきた。その経緯、解決した課題等について概説したい。また、患者様の細胞を個別に培養する施設については、従来の医薬品や医療機器とは異なる案件が必要であり、事例として弊社の生産施設を紹介するとともに、現状抱えている課題を提示し、貴協会の関連各社様含めオールジャパンでの連携、協力を要請したい。 |
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