1回 平成18年6月9日(金)14:30〜16:30 千里ライフサイエンスセンター 10階1001号室 |
【講師】林 武秀 氏(イーキャッツ代表) 【テーマ】次世代FPD・半導体生産工場の搬送システムの動向 【内容】 関西企業が日本経済復権の主役を務めているFPD次世代生産工場搬送システムを切り口に、超大型ガラス基板の第8世代、第9世代を迎えたLCD工場の生産革命の動向と、FPD製品の基幹ディバイスであるシステムLSI生産を行う次世代300mm Wafer半導体工場の究極の生産システムとも言える「枚葉搬送+枚葉プロセス処理+フローショップ生産方式」の生産革命案について提案する。 |
2回 平成19年2月9日(金)14:30〜16:30 千里ライフサイエンスセンター 10階1001号室 |
【講師】伊藤公一 氏(日揮梶j 【テーマ】医薬品工場の室内無菌化「ホルマリン薫蒸から代替除染手法へ」 【内容】 基本となる医薬品工場の菌管理及び室内無菌化について解説したうえで、従来、室内滅菌手法として多用されてきたホルマリン薫蒸(発ガン性の疑いがある物質として敬遠される傾向にある)から代替手法への最新の動向について、実績、長所・短所を踏まえて紹介する。 |
3回 平成19年10月26日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 3階 ボヌール |
【講師】大柿 聡 氏(旭硝子梶j 【テーマ】放熱源のある製造空間のダスト・コントロール 【内容】 製造空間の放熱源から発生する熱気流は、空間内のダスト・コントロールを行う上で好まざる挙動を示す。熱気流はダストを誘引して移動させる。大きな放熱源の存在は、空調設備による空間内の気流制御を困難にする。 本講演では、熱気流の挙動とその効果的な制御について述べるとともに、空間内外の温度差によって発生する圧力分布と、空間外から受ける外乱の影響についても述べる。 |
4回 平成20年2月8日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】米田 清 氏(コダック梶j 【テーマ】有機ELディスプレイの性能・製造技術と今後の課題 【内容】 有機ELディスプレイ作製のための輝度・寿命などの性能向上に於ける技術をレビューし、実用化に向けての技術を探り、LCDに対抗できる技術に成り得るか、またコストを下げるに必要な製造技術とは何かを論じ、実用化に求められる課題について整理する。 |
5回 平成20年10月31日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】鷹柳 功 氏(日揮梶j 【テーマ】無菌製剤施設におけるクリティカルコアの構築とその課題 【内容】 無菌製剤施設において高度な無菌環境の維持が追求される。現在、各施設によって無菌操作域である最重要区域(クリティカルコア)の構築レベルは一様でない。本講演では、クリティカルコア構築の考え方を整理し、体系的なハード・ソフトの構築例を解説する。またクリティカルコアの構築にあたっての課題についても整理する。 |
6回 平成21年2月27日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】服部 毅 氏(Hattori Consulting International代表、クリーンテクノロジー誌編集委員長、元ソニー梶j 【テーマ】半導体製造プロセスとクリーン化の最新動向 【内容】 集積回路が誕生してから半世紀を迎え、半導体産業および製造にパラダイム転換が起きている。世界的な未曾有の不況下で業界の淘汰再編が進む中、半導体プロセスも40年ぶりに大変革が起きている。クリーン化への取り組みも見直す必要があるだろう。最近の半導体プロセス(中でも特にlow-k, high-k、air-gapなどと横文字で呼ばれる分野)およびクリーン化(中でも特にウェーハ表面洗浄技術)の最新動向を、専門外の方々にも理解できるようにやさしく解説する。450mm大口径化についても言及する。 |
7回 平成21年10月30日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】村瀬治比古 氏(大阪府立大学) 【テーマ】クリーンな健康野菜が本当にできる技術 「近未来農業『植物工場』に求められるエンジニアリング」 【内容】 無農薬/有機野菜の栽培技術は本当に安全安心を保証できる技術であろうか。気象変動が激しさを増す昨今、いつまで天候依存型の農業が続けられるのであろうか。もうすぐ農業の平均就労年齢は70歳になることを農業統計は示している。技術立国日本が目指す近未来農業とは。国家プロジェクトとなった「驚異のクリーン植物工場」について紹介する。 |
8回 平成22年2月26日(金)14:00〜16:00 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】一条和夫 氏(リオン梶j 【テーマ】粒子計測の原理と特徴、測定上の注意点 「光散乱の原理、サンプリングの大流量化、測定粒子の微細化、測定の誤差要因と注意点などを解説」 【内容】 パーティクルカウンタは、空気中に浮遊している粒子をはじめ、薬液や注射剤中などの液体中の粒子の測定にも用いられております。ここでは、パーティクルカウンタの原理や特性及び使用上の注意点などについてお話しいたします。特に液体中の粒子測定は注意が必要であり注意を怠ると測定結果が大きく異なることがあります。測定の失敗事例をもとに、どのような点に注意が必要であるかについて説明いたします。 |
9回 平成22年10月29日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】片山博仁 氏(バイエル薬品梶j 【テーマ】無菌医薬品製造環境の微生物制御技術の変化 〜医薬品製造における微生物管理の進むべき方向は?〜 【内容】 無菌保証の考え方がより整理され厳格になるのに伴って、無菌室の設計は、従来のコンベンショナルなものから、RABS、アイソレーターの時代に移っていこうとしている。また、微生物の管理方法も迅速法が発達する中で、空中浮遊菌さえ迅速測定が可能になろうとしている。そこで、近年大きく変化してきた無菌医薬品製造における環境管理、微生物制御の考え方や技術の変化を概観し、今後の無菌保証の変化について考察したい。 |
10回 平成23年2月25日(金)14:30〜16:30 メルパルク大阪 5階 ル・マノワール |
【講師】原田光朗 氏(東京電力梶j 【テーマ】ヒートポンプ活用による半導体工場・冷温熱源設備の省エネルギー対策 〜半導体工場・省エネルギー技術の他産業への活用へ〜 【内容】 半導体工場の特徴は、エネルギー多消費型の工場である。(24時間連続操業×室内冷却負荷大×取入れ外気量大) そこで、エネルギーコスト削減、CO2排出量削減の為に、多くの省エネルギー対策が実施されてきた。本セミナーでは、省エネルギー対策の事例紹介、中でもエネルギー効率の要である熱源システムにおける、コスト削減効果・CO2削減効果を、JACA工場エネルギー簡易積算システムを用いて確認する。 |
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