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公益社団法人 日本空気清浄協会|JACA

JACA (Japan Air Cleaning Association)

シンポジウム:クリーンルーム及び関連する制御環境

1.趣旨

近日、公開されるJIS B 9920-3はJIS B 9917-3が2019年改定のISO14644-3 Test Methodに基づき改定されます。
本シンポジウムでは、先に公開されたJIS B 9920-1および2も含め、改定の要点を解説いたします。
会員諸氏のみならず多くの方に新JIS B 9920の改正内容をお知らせし、今後の業務に活用していただきたくこのシンポジウムを企画しました。日頃の業務のご参考にしていただきたく、多数のご参加をよろしくお願い申し上げます。

2024年12月
公益社団法人日本空気清浄協会
会  長 藤井修二
事業委員 菅田大助
     山崎 明

2.日時

2025年1月21日(火)
受付:12時30分より 開講:13時

3.場所

連合会館 401会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
※WEB(ZOOM)での受講も可能です。

4.主催

(公社)日本空気清浄協会

5.参加費(税込)

会 員 非 会 員
16,500円
(内消費税1,500円)
22,000円
(内消費税2,000円)

一名につき テキスト代を含む。
*1月14日までにお振り込みください。

6.定員

30名(会場)

7.申込方法

申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(公社)日本空気清浄協会までFax(03-3665-5593)、E-mail(jaca@jaca-1963.or.jp)または郵送にてお送りください。

申込書をお持ちでない方
お申込FAX用紙を印刷して内容ご記入の上お送りください。その際、「その他連絡事項」欄にご希望の受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記ください。

E-mail
「クリーンルームシンポジウム申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)、希望受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記の上、jaca@jaca-1963.or.jpまで送信ください。

申込フォーム
イベント申込フォームより、内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。その際、「その他連絡事項」欄にご希望の受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記ください。

・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。
・事前にご連絡なく欠席された場合は、配布資料送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。また、配布資料送付後の参加申込キャンセルは受付出来ません。

8.申込先

公益社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-7-5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591  FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp

9.プログラム(敬称略)

講師:藤井修二(東京工業大学) 時間:13:00~13:50
【講演題目】 クリーンルーム及び関連する制御環境について
1. ISO14644の概要とJISB9920の改正動向について
2. クリーンルームのモニタリング(JISB9920-2の概要)について
【内容】
我が国におけるクリーンルーム及び関連する制御環境に関する規格は、ISO14644のパートごとに作成されていたが、国際規格と同様なシリーズとしてJISB9920に統合されつつある。また、高性能フィルタのISO29463規格群の改定に基づきJISB9927規格群に改定され、HEPAフィルタ等の定義もJISZ8122で改正されている。本講演では、ISO14644とJISB9920の改正の経緯と概要に加えて、JISB9920-2の要点について解説する。
講師:鈴木良延(TAC研究所) 時間:13:50~14:40
【講演題目】 浮遊粒子数濃度による空気清浄度の分類(JIS B 9920-1)について
1. 空気清浄度クラス分類
2. 最小測定点数と測定位置
3. サンプリングの条件設定と実施
4. 試験例
5. 附属書JAの背景
【内容】
JIS B 9920の制定の背景、内容(空気清浄度のクラス分類、最小点数と測定位置、サンプリングの条件設定と実施、試験例)、及び附属書JAの意味について解説する。
休 憩 15 分
講師:山田 猛(ケンブリッジフィルターコーポレーション(株)) 時間:14:55~15:45
【講演題目】 EPA/HEPA/ULPAフィルタのクラス分けと性能(JIS B 9927及びJIS Z 8122)
1. JIS B 9927-1~5:2022改定のポイント
・MPPSの考え方(捕集原理を含む)
・EPA、HEPA、ULPAの分類と他の規格
2. エアフィルタの性能評価法(工場における)
3. JIS Z 8122について
【内容】
JIS B 9927-1~5:2022でのフィルタ捕集率に対するMPPSの考え方、それに基づくEPA、HEPA、ULPAフィルタの分類、性能評価方法の概要を紹介する。また、他の規格(ISO 29463、EN1822)との違いを説明する。また、コンタミネーションコントロール用語(JIS Z 8122)の部分改定内容について紹介する。
講師:諏訪好英(芝浦工業大学) 時間:15:45~16:35
【講演題目】 クリーンルーム試験(JIS B 9920-3)改定の要点および設置フィルタのリーク試験について
1. 改定の要点とJIS B 9927-3との差異について
2. 試験の目的および試験項目の選択
3. 設置フィルタのリーク試験について
4. その他の試験
【内容】
JIS B 9917-3 クリーンルーム及び付属清浄環境 第3部:試験方法は、2019年改定のISO14644-3 Test Methodに基づきJIS B 9920-3に改定される。本講演では、改定の要点、特に「設置フィルタのリーク試験」を中心に、JIS B 9920-3における改定内容について、その根拠となった研究内容を含め、解説する。

 

このシンポジウムは、(公社)空気調和・衛生工学会及び(一社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。